コンサルティング料金は鶏と卵を比較しよう!

このページは、コンサルタントのあなたにコンサルティング料金が相場よりも高いと価格交渉された場合にどのように対応していくのかその方法について解説していきます。

 

コンサルティングは、物を売っているわけではありません。形のないサービスを売っています。そのため、経営者によってはよくわからないので高いと感じてしまいます。

 

そこで、今回はそういった社長相手でも堂々と高いコンサルフィーをもらう方法について解説いたします。いろんなコンサルタントがいますが、経営者を相手にするコンサルタントの場合は納得性の高い方法になりますので最後までお付き合いください。

 

目次

コンサルタントの相場

そもそもコンサルタントの相場はどんなものでしょうか。経営者の方はそんなことをネットで調べます。しかし、相場で比べられないようにするのが高いコンサルティング料金をもらう秘訣になります。

 

そのためにあなたがすることは、鶏と卵を比較することです。具体的に、あなたの月額のコンサルタント費用が月15万円としましょう。それをまずは半年契約したとします。

 

一般的に月15万円というのは、コンサルタントサイドからすると決して高くないでしょう。コンサルタントは見えないところで、労働をしています。それが経営者には見えません。だから、高いと感じるのです。

 

なので、これを目に見えるように比較対象を新入社員に設定します。新入社員の月給は15万円よりもおそらく高いでしょう。あなたは、コンサルタントとして社長にアドバイスするはずです。

 

それがたとえ月1回だとしても、新入社員にあなたのアドバイスができますか?経営の相談ができますか?あなたは、月1回とはいえ新入社員よりも高度なアドバイスをしていないでしょうか。

 

それができているのであれば、堂々とそれを伝えればいいだけです。月1回の訪問でも新入社員よりも高度な問題を解決する。それがコンサルタントの役目なわけです。

 

新入社員にその問題が解決できるのであれば、あなたは必要ないかもしれません。しかし、少なくともあなたと会って何かしらの問題の解決をしたいと悩んでいる経営者にとって、経営のパートナーとなれるのは新入社員ではありません。あなたです。

 

そうなのであれば、あなたが月15万円よりも少ないコンサルタントフィーをもらうということはなくなるのではないでしょうか。また新入社員よりも価値を感じてもらえないのであれば、それはあなたが契約する相手ではありません。

 

それぐらい割り切った気持ちをもっていればいいでしょう。もちろん、最初はこの月15万円が10万円でも大丈夫です。しかし、経営のパートナーである以上、それよりも安い価格を私はおススメできません。

 

鶏と卵を比較

この比較方法というのは、どんなビジネスでも応用することができます。要は、高いものと比較してそれよりもよりよいところをアピールすればいいわけです。もちろん、サービスがそれ以上である必要はあります。

 

今回のように自分が経営の相談という分野で勝てるだろう新入社員が相手であれば、あなたのコンサルタント費用は決して高いと思われません。安売りをする必要はありませんが、高いと思われないことは契約する際に重要です。

 

新入社員は、1年以上ほぼ仕事にならないわけですからそこと比較する。この違うものを比較するというのを経営に取り入れていけばいいでしょう。それでも、もし価格交渉される。そんなシーンがあるかもしれません。

 

そうであるのなら、会う回数を2月に1回に減らすなどの対応をするとよいでしょう。価格を下げるのではなく、あなたの時給をしっかりと確保しましょう。もちろん、メニュー表などをつくって松竹梅を用意するなども工夫としてありです。

 

このサービスがあれば、この料金などといったものを提示して選択を社長にゆだねるという方法です。例えば、メールや電話のサポートはするけど、直接会ってコンサルするのはなしのプラン。

 

電話やメールなどのサポートもあって、毎月の方向性を確認していくプラン。2週間に1回あってより密度の濃いプランなどをつくっておくとよいでしょう。ツールはたくさんあります。

 

しかし、あなたという人物は一人しかいません。コンサルタントというのはそういう商売です。なので、ステータスをしっかりと維持するためにあなたの価値を安く売らないようにしましょう。

 

そして、価格交渉をしてくるのであれば断る。この勇気も必要です。いずれにしても、経営者をコントロールして動いてもらわなければならないのがコンサルタントです。なので、あなたからコンサルを受けたいって思ってもらうようにしましょう。

 

コンサルティング料金のまとめ

特に新米コンサルタントの場合は、コンサルティング料金を高いと思われないように比較対象をもつといいでしょう。最も適切なのが新入社員になります。あなたがもっと高度のことができるのであれば、部長と比較してコンサルティング料金を設定してもいいでしょう。

 

私は、賃金制度のコンサルティングや就業規則のコンサルティングをしていたころは、比較対象を総務部長・人事部長としていました。それは、総務部長や人事部長よりもよいアドバイスやコンサルティングが経営者にできるからです。

 

すると、当然にコンサルティング料金というのは高くなります。あとは、価格と価値を経営者がどのように感じるかです。マーケティングのコンサルティングであれば、一緒に売上を稼いでいく施策をとるわけですから、その中の一部を報酬でもらうだけです。

 

しっかりと経営のパートナーとなって、アドバイスやコンサルティングをしていけばおのずと料金は上がっていきます。価格をもっと上げたい。今よりもコンサルティング料金を上げたいという願いがあるのなら、鶏と卵を比較するのがおススメです。

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