孫子の兵法はビジネスの戦略に応用できるの?

このページは、孫子の兵法ビジネスに応用して考えてみていきます。孫子とは、中国の古代の兵法家であり戦に勝つために様々な戦略・知略を施して戦った人物として有名です。戦でいかに生き抜くかを書かれたものですので、普段は大きく役立つことはありません。

 

ただ、ことビジネスという側面から考えると「孫子の兵法」はかなり的を得た名言を残していると言えるでしょう。具体的にどのような名言を残して、それが会社経営にどのように役立つのかみていきたいと思います。

 

目次

戦わずして勝つ

私が孫子の兵法で特に気に入っているの言葉は「戦わずして勝つ」というものです。これは、ビジネスに最も共通するなと思う戦略になります。ビジネスの言葉で言うと、ポジショニングになるでしょうか。

 

私が得意とするブログでアクセスを集めるという方法は、ライバルの多いキーワードがごまんとあります。例えば、経営戦略と検索すれば山のような記事があります。7,000,000ページ以上も経営戦略に関する記事が書かれています。

 

それと比較した場合、孫子の兵法というキーワード自体は、ライバルの強いキーワードではありません。現時点では、500,000記事ぐらいしか記事が書かれていません。これでも十分にライバルが多いのですが、7,000,000ページ以上の記事よりはライバルが少ないでしょう。

 

自分でキーワードを考えて、これはというキーワードだとこれが1000ページも書かれていなかったりするわけです。10,000ページを切っているようなところは、適切な記事を書いていけば上位表示することは簡単です。

 

なので、ライバルのいないところで戦って勝つというのはものすごく心理を突いた戦略になるのです。日本人は、特に同じことをやりたがります。経営となると成功事例を真似するということをやろうとしますが、それでは劣化コピーにしかなりません。

 

それでも、最初の方に真似をした人は利益がでるのですが段々それが後になればなるほど経営は難しくなっていきます。そういう時に、どんどん新しく戦わずして勝てる場所が見つけれるかどうかというところが重要になります。

 

もちろん、これまで行ってきたビジネスと一貫性をもったものでなければなりません。これまで、ずっと安売り路線を歩んでいた会社が突然高級ブランドを販売しても偽物でないのかと疑われてしまいます。なによりも、そもそも高級品を買う客層と異なるわけです。

 

彼を知り己を知れば百戦して殆うからず

そこで、孫子の兵法から考えるとしっかりとお客さんを知り、自分を知らなければ商品やサービスは売れませんよということです。お客さんが安いものを買いたいと思ってやってきているところに、高級ブランドを置いても売れないわけです。

 

しかし、お客さんがもともと高級志向の人であれば・・・いつも高島屋などのデパートに通っているセレブな人が相手なのであれば、高級品を惜しげもなく買ってくれるわけです。あなたのお客はどの層になるのか。

 

そのうえで、あなた自身がなにを提供するのか。これを知ることができれば「百戦して殆うからず」なわけです。孫子の兵法そのものは、中国の戦争をもとに作られた兵法になります。戦場では、相手の戦力と自分の戦力を知ることがなによりも大事です。

 

その目測を見誤ったら、あなたの領土や国は相手に支配されてしまうわけです。そういった意味では、ライバルチェックを死に物狂いでやっていたと言っても過言ではないでしょう。ビジネスにおいても、それだけ競合調査が大事だということです。

 

どこも同じものを同じようなメッセージで打ち出しているのであれば、逆の方向で打ち出せないか。打ち出せるとしたら、自分の会社の一貫性が一致しているのか。ここをしっかりと問う必要があるということです。

 

孫子の兵法は、すごくシンプルですが究極のところにいくと物事はシンプルになるということなのかもしれませんね。あなたは、戦わずして勝てるポジショニングをとることができているでしょうか?

 

自らのお客様の悩みをしっかりと把握できているでしょうか。もし、お客様の悩みを把握できていないのであれば、そこからスタートをするといいでしょう。お客様の声をお願いすると断られることが多いですが、アンケートなら答えてくれる。

 

そんな人は、顧客の中にたくさんいますのでしっかりとお客が悩んでいることを知りましょう。その上で、あなたが価値あるものを提供すれば物やサービスは売れるわけです。孫子の兵法は、戦のことを言っています。

 

しかし、経営は競合他社との戦でもあります。相手を知って、お客を知って、自分を知ればおのずと答えがでてくるものです。経営は、難しく考える前にまずシンプルに考えてみましょう。それが一番、顧客にも届くのです。

 

孫子の兵法とビジネスのまとめ

孫子の兵法について、私はすごく詳しいというわけではありません。あくまで、いくつかの好きな名言を知っている程度です。しかし、このいくつかの名言が経営の真理をついているなと私は感じました。

 

戦わずして勝つというのは、経営に直して考えるとポジショニングになるでしょう。競合がいないがら空きのところを攻めるということです。現在は、これだけインターネットの時代ですから逆に言えばアナログの方がいいことも多いです。

 

より顧客との信頼関係が築きやすいためです。ライバルがみんなメルマガやLINEを使っているのであれば、紙媒体のチラシをポスティングするのがいいのかもしれません。そんなことを考えていくべきです。

 

彼を知り己を知れば百戦して殆うからずという言葉は、顧客が本当は何を悩んでいるのかを知り、解決できていない悩みをあなたが提供できる商品やサービスで解決してあげることができると、負けないといっています。

 

そのためには、自分に何が提供できるのか。どこに価値があるのかということを知ってなければなりません。そんなことを孫子の兵法の名言から学ぶことができます。

 

あなたも「孫子の兵法」だけでなく好きなドラマや映画。あるいは、漫画や小説などからビジネスについて学ぶことができると思います。私の知っている経営者は、漫画がすごく好きで漫画から1億円を稼ぐ方法を学んだと話しています。

 

実際に、10年以上にわたって年収1億円を達成している人物です。歴史が好きなら歴史から学ぶもいいですし、これを機会に孫子の兵法をもっとビジネスに取り入れていってもいいでしょう。いろんなところに稼ぎのヒントは落ちていますよ。

 

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