社長が働かない会社が倒産するは真っ赤なウソ!

このページは、社長が働かない会社は倒産するという話についてお伝えします。よく中小企業の社長は誰よりも働くべきだという話がでます。ランチェスター戦略で有名な著名人も働くことが差別化になるなんてことを話しています。

 

しかし、実際には会社や社長にはステージというものがあります。一般的に売上げがいくらだったり、営業利益がいくらってやつです。それを全部一緒にして社長が働かない会社は倒産というのは、99%ウソだと言い切れます。

 

私が以前勤務していた中小企業の社長は、1年に5000時間以上働いた会社は倒産したことがないから毎年それだけ働くなんてことを言っていました。それを従業員に自慢げに話すぐらいですから、社員にも働けというプレッシャーをかけているのです。

 

しかし、こういったちょっと頭のおかしいようなことを言う社長ってかなり多くて・・・いろんな経営者向けのセミナーではそんな話をまるでノウハウのように語られています。私は、そのような考え方を否定しています。

 

その理由について詳しく解説していきます。この記事を最後まで読んでいただければ、社長の働く時間はステージによって異なるということを理解していただけると思います。そして、社長が働く時間を減らすためには何が必要なのかその答えがこの記事にはつまっています

 

目次

社長の仕事で最も大事なこと

私は、社長が働かない会社は倒産するというのは99%ウソだと思っています。とはいえ、社長が働くことを否定しているわけではありません。社長が一生懸命働く背中を見せるからこそ労働者も頑張るという気持ちは理解できます。

 

しかし、社長の仕事で最も大切なことはなにでしょうか?私は、「顧客を集めて利益を残すための施作をとること」が一番の仕事だと考えています。これについては、社長であればだれもが納得してくれることだと思います。

 

であれば、それさえ仕組み化できていればもっと重要な仕事などは他にありません。それに集中して取り組み、他のことはしないでいいというのが私の優秀な社長像です。だから、年間5000時間働いている社長は倒産していない。

 

だから、年間5000時間働くなんていう宗教みたいな話は無縁な話なのです。そもそも、この年間5000時間働くなんて言っている社長に限って、いろんな仕事をしすぎなのです。実際に私が働いていたその会社には、仕事をとる仕組みがありませんでした。

 

社長が営業をして、トップセールスをあげてずっとプレイヤー。社長が売上のすべてを上げており倒れたら終わりという会社でした。もちろん、それが必ずしもいけないわけではありません。そういったステージの会社もありますので否定するものでもありません。

 

会社のステージ

会社には、その会社によって一定のステージという考え方があります。例えば、創業してから1年とか2年とかって時期はそれこそ5000時間ぐらい働いて仕事をするという時期を経なければ会社経営は安定しません。

 

当然ですよね。最初はお客様がゼロの状況なのですから、そこからどんどんお客さんを増やしていかなければならない状況ということは、新規客をふやさなければならない。だから、たくさんの人にあって仕事をとってくる。

 

これは、会社設立後間もない間のあるべき姿です。これができなければ会社は倒産する。だから、創業して10年以上続く会社が10%もないわけです。ほとんどは、それまでに潰れていってしまうのです。

 

では、社長が働く時間を減らしたらあかんのじゃない?そんな言葉も出てきそうですがそんなことはありません。一定数以上お客様も増えてくるようになると、今度会社がやらなければならないことは、それを仕組み化することです。

 

毎回社長が営業にいかなくてよくなるように、インターネットというツールを使って仕組み化する。これまでは、全部紹介から仕事が入っていたけど広告をうてば反応率がこれぐらいで、収益が計算できるよになる。

 

そうやって、少しずつ集客を仕組み化していく必要があるのです。社長がやらなければならないのは、創業間もない時を除けばこっちの売上を上げる仕組みと利益を残す仕組みを作る方になるのです。

 

一定数の客数がいれば、リピートも当然ある。客単価だって上げようと思えば上げることができるようになる。会社は運営して3年も経過していけばそうなっていくのです。いつまでも、社長がトップセールスで、経理や雑用などあれもこれもしてたらいけないのです。

 

社長の働く時間は減らすもの

では、社長が仕事しないですむような仕組みにするためにはどのようにすればいいのでしょうか?結論を言うと、客単価を上げることです。客単価が高いと社長の時間ってすごくできるんです。不動産会社をイメージすればわかりやすいです。

 

不動産会社は、1回の取引が2000万円とかになりますよね。中古住宅や土地の売買をしていると考えて仲介手数料は売り主又は買い主だけを見つけた場合は3%。売り主と買い主を両方みつけた場合は6%です。

●2000万円×6%=120万円

 

売り主と買い主の両方を見つけてくると、月に1回の取引をしただけで120万円入るわけです。また、建築業者を紹介すると6%のバックがあったりするので倍の240万円になります。月1回の取引でこれだけの収入が不動産会社に入るわけです。

 

だから、不動産会社は潰れないんです。その理由は、明確です。客単価が高いからなんです。そして、不動産会社の社長はすごく忙しくしていると思いますか?実は、数人規模の不動産会社というのはたくさんあって、普段は事務所にいて漫画を読んだりしています。

 

つまり、客単価が高ければ働く時間は短くてもいいということなのです。実際に、不動産会社もインターネットなどを使って売り物件を得る仕組みをつくる。地域広告で買い主を探すという仕組みをつくっていけば、事務所にいる時間は長いけど、暇な時間が多いのです。

 

実際に、私がとある不動産会社の社長に「検索エンジンで上位表示するためのWEBサイト」の作り方をコンサルすると、その不動産会社の社長はすごい勢いで記事を更新していきます。しかも、文字数もしっかりと入っています。

 

普段仕事をしているの?ってぐらい記事がどんどん上がっていくのです。これは、不動産会社という業界だからではないの?ってあなたは思うかもしれません。しかし、実際に仕組みを作っている会社の社長は労働時間が少ないです。

 

もう一つ事例をあげましょう。私が修業をしていた会計事務所の所長も働いていませんでした。週に1回ぐらい事務所に来て、怒って帰る。それが所長の仕事でした。その所長は、銀行の非常勤役員をしていたことで仕事が入ってくる仕組みをしっかりと作っていたのです。

 

しかも、その会計事務所は県下で1、2位を争う大きな事務所でした。従業員もとても多い。それでも、仕組みをしっかりと作っていれば回すことが可能になるのです。

 

そして、私も一人社長ではありますが1日5時間ほどしか働いていません。新しい企画を始めるときは仕事時間が増えますが普段の業務だけだと役員報酬と営業利益をあわせて2000万円は超えています。

 

それは、今回お話したように私自身が仕組みをつくって客単価を上げているからです。なので、しっかりと仕組みを作り、単価を上げれば社長が働く時間は減っていくのです。冒頭にお話をした、年間5000時間働くとか中小企業の社長は差別化のためたくさん働く。

 

そんな思考のままでは、いつまで経っても働く時間は減りません。安売り路線からも脱却できません。仕事を減らして単価を上げない限り、いつまでたっても労働者社長と変わらない状況が続き、ラットレースから抜け出すことができないのです。

 

まとめ

社長が働かない会社が倒産するというのは、ステージによって0%ではありません。起業当初はそのような状態ですね。しかし、起業して3年が経過してある程度会社が軌道にのっているのであれば、社長が働かなくても大丈夫なような仕組みを作るべきです。

 

実際にそんな会社はたくさんありますし、仕組みをしっかりと作って客単価を上げることでさらに利益を出すことも可能になります。社長の仕事がなにかということをしっかりと理解していれば、社長の働く時間を増やすという選択肢はなくなります。

 

もちろん、仕組みを作るのが難しいというのはどの社長の悩みであることは間違いありません。ただ、現在はインターネットの発展で仕組みをつくること自体はそんなに難しくなくなっています。

 

ステップメールを遣ったり、Line@を利用したり仕組みをつくるためのツールはとてもたくさんあります。会社を倒産させる社長働かないというのであれば、それは働く時間の長さではなく仕組みをつくることができなかったということです。

 

仕組みをつくる会社とそうでない会社。あなたは、どちらを目指しますか。私は、5000時間働くとか無理だし、中小企業の社長は働く時間を多くすることで差別化なんて考えは絶対にしません。もっとほかにやるべき差別化あるだろ?そう思ってしまいます。

 

会社設立時の最も大変な時期のステージをクリアしているのであれば、社長は働く時間を短くし利益をたくさん残す会社にする仕組みをつくっていってほしいなと思います。現在は、そのための道具は揃っています。

 

追伸

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