このページは、ブログで集客を考えている小さな会社の社長がキーワードの競合調査する方法についてお伝えいたします。そもそも、なぜキーワードの競合調査が必要かというとブログをいくら書いてもライバルが強ければなかなか上位表示しないからです。
ブログの記事が上位表示しなければ、いくらブログを書いても時間の無駄になってしまいます。それを少しでもなくすために、キーワード選定をした後には競合調査をしていきます。そうすることで、ライバルが弱いキーワードで記事を書き進めることが可能になるのです。
「ブログのコンセプトの決め方/はじめようWEB集客」の記事でお伝えしましたが、ブログでアクセスを集めるためには下記のような手順が必要になります。
①ブログのコンセプトを決める
②専門分野のキーワード選定をする
③キーワードの競合調査
④記事タイトルを決める
⑤記事を書く
⑥SEO対策する
コンセプトの決め方については以前の記事で詳しく解説しました。今回の記事は、その中の③キーワードの競合調査の部分になります。具体的にどんな手順でキーワードの競合調査をしていくか見ていきましょう。
今回の記事を最後まで読んでいただけたら、あなたのブログのキーワード選定で競合が弱いところを狙えているかどうかがわかります。特に、WEB集客をブログで行っている人にとっては大幅な時間短縮になるので必見の内容になります。
目次
一般的なキーワードの競合調査で行うこと
私はアフィリエイトを本業の一つとしているため、キーワードのライバルチェックのスキルについては早くから極めていました。しかし、そこには問題が多くありました。具体的には、やることが多すぎるということです。
一般的にキーワードのライバルチェックをする際に行うことは、上位表示をしているサイトの文字数・単語数の確認。タイトルにキーワードが入っているかどうか。無料ブログかどうか。そのサイトがどれくらいの記事数を入れているかどうか、キーワード比率などを1ページずつ見ていく必要があります。
しかし、なにもかも自分でしている小さな会社の社長がそこまで競合調査に時間を使う時間はないと思います。なので、簡易にキーワードの競合調査をする方法を解説していきます。これさえしておけば、文字数やタイトルにキーワードが入っているかどうか。
無料ブログを利用しているのかどうかというのはチェックする必要がありません。とりあえず、簡易の競合調査をしてそれで記事を書いています。そのうえで、ある程度記事を書いていった後にどうしても上位表示させたいページだけを具体的に文字数・単語数をチェックしていくという作業にしています。
なので、まず優先させることはキーワードの簡易な競合調査をして記事を書いていくという作業になります。ここからは、具体的なキーワードの競合調査について解説していきます。
簡易なキーワードの競合調査
ここからは、簡易なキーワードの競合調査を行っていきます。ヤフーで実際に検索をしてみていくことにします。まずは、「ランチェスター戦略」という検索キーワードで検索してみました。下記のような結果がでてきています。
ここで見てほしいのは、赤で囲んでいるところになります。約189,000件のランチェスター戦略について書かれている記事があることがわかります。ライバルの多いキーワードでは、これが1,000,000件を超えているようなものもざらにあります。
100万件もの記事の中からあなたの記事が10位以内に入るのは至難の業だと思いませんか?そうなんです。どんなプロがブログで記事を書いていきなり100万件の中から10位になることは難しいのです。100万件の中でも上位表示する方法については後半にお伝えしていきます。
その前に、まずは現時点でできることをしていきます。それは、10万件未満のなかから10位以内に入ることっていうのはブログ集客に詳しい人が記事を書いていくとそんなに難しくないということです。例えば、下記のキーワードであれば10位以内に入ることは簡単です。
赤枠で囲っているのを見ればわかりますが、「ランチェスター戦略 実例」というキーワードの競合調査をすると他には4,600件しか記事がありません。この状態であれば、ランチェスター戦略の実例の記事をしっかりと書いていれば簡単に上位表示します。
しかし、ここで疑問に思う人もきっといるでしょう。それは、こんなキーワードではアクセスが来ないのではないかという疑問です。そのことについては、安心できる指標というものがあります。それは、虫眼鏡キーワードに入っていれば一定数アクセスが来るからです。
虫眼鏡キーワードとは、下記のようなものになります。ヤフーの一番下と一番上に下記のように表示されています。これは、一定数の検索数があることから検索している人にこのキーワードではないですかとヤフーが提案している機能になります。
今回は、この中の「ランチェスター戦略 実例」というところをクリックすると、書かれている記事数が4,600件ほどしかなかったということです。4,600件もあると多いように感じるかもしれませんが、ランチェスター戦略の実例についての記事を書けば始めたばかりのブログでも上位表示できます。
この件数の目安としては、100,000件未満のものであれば立ち上げたばかりのブログでも上位表示できる可能性が高いのでどんどん狙っていくようにしましょう。
競合が強いキーワードはどうする?
さて、これまで競合調査を簡単に行って記事を書いていけば上位表示しやすいということをお伝えしてきました。こういう話をすると、よく言われるのが1,000,000件とかの記事数があるのはずっと書かないのかという問題がでてきます。
それは、そんなことはありません。キーワードが100,000件未満のものをどんどん書いていっていつも上位表示をするようになってくる段階があります。その段階にきてから、1,000,000件以上あるようなものの記事を書いていくのです。
ブログ記事を書くのはこの順番というのが大事で、ブログを始めたばかりというのはあなたのブログは弱いです。どんな優れた記事を書いていても、ブログを始めたばかりというのは弱いのです。それが、記事をどんどん書いていくことで強くなっていくのです。
なので、あなたが100,000件未満という数字で競合調査をかけてブログの記事を書いていきます。その後、競合が弱いところで上位表示をしていけば、1,000,000件以上の競合がいても上位表示をしていくことが可能になるのです。
本格的な競合調査は時間がかかる
これまで、簡易のキーワードの競合調査をすすめ、やがてライバルの多いキーワードでも記事を書いていくことを解説してきました。それで基本的にはある程度は上位表示します。それでも、どうしても上位表示したいキーワードがあれば本格的な競合調査を行います。
本格的な競合調査の方法は、前述した通り競合の文字数(厳密にはユニーク単語数)とキーワード比率、どんな単語が入っているのかなどを詳しく解析していかなければなりません。しかも、単語数で競合を上回る必要がありますので相当時間がかかります。
イメージとしては、単語を記事に放り込むような形です。もちろん、前提として文章がおかしくならないというのが必須ではありますが、どうしても上位表示したいケースでは実践していきます。しかし、忘れてはいけないことはそれはあくまでもある程度あなたのブログが強くなっていることが前提です。
ブログが強くなるためには、小さなキーワードでいいので上位表示をしていきある程度アクセスを集める必要がでてきます。いくら記事数をたくさん書いたとしても、まったくアクセスのないような状況でずっと記事を書いていてもブログは強くなりません。
おそらく、そのケースではブログを書き続ける気力もなくなってしまうでしょう。多くの人がブログを始めても続かないのは、この理由が最も多いです。目に見える結果がでないのでやめてしまうのです。
それを防ぐためにも、簡易なキーワードの競合調査を行いライバルが弱いキーワードからブログを書き進めていきましょう。そうすることが遠回りのように見えて、実はもっともはやいルートを通ることになるのです。
キーワードの競合調査を短時間でする方法まとめ
ここまで、キーワードの競合調査を具体的に解説してきました。競合が弱い(ヤフーで記事数が100,000件未満の)キーワードでアクセスが一定数ある虫眼鏡キーワードを狙うという手法になります。
競合調査というと、1ページずつ行っていかなければならない。文字数やキーワード比率などを1ページずつ見ていくという大変な作業をするのではなく、選定しているキーワードを入力して現在ヤフーにある記事の数をチェックしていくのです。
これだけの作業なので、劇的に作業時間を短縮することが可能になります。さらに時間を短くするポイントとしては、キーワードを考える時間。そのキーワードを競合調査にかける時間を別々にして作業をすることです。
そうすることで、たくさんのキーワードの中からいっぺんに競合調査ができるようになるので効率が上がります。あとは記事タイトルを決めて記事を書くだけでよくなります。時間短縮を考えるのであれば、今回の手法とあわせて作業を分解するようにしてみてください。
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